匠の作業場

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作業工程

1.石材選び
用途に合わせた石の目合い・色合い・大きさを選ぶ
原石を取り扱っていて、尚且つ工場を所有している弊社では石選び後、切削作業になります。

※原石を取り扱っていても自社工場がない場合は加工を協力業者に委託するようになります。その場合弊社では「自社原石・加工→小売」の流れに対し、工場を持たない石材店になると「自社原石→委託加工→小売」の流れになるため、価格は必然的に上がります。結果、弊社では国産加工での価格競争のスタートラインの足並みを揃えることが可能です。
この度、弊社のＨＰではあえて他社との差別化をはかるため、このような説明をさせていただき自社出荷というのを強調させていただいています。

※中国製品に関しては「中国工場→弊社」といった流れで、間の卸業者を使わず輸入しているので、中国工場での加工の検品（商品の出来や発注商品に間違いがないかの確認作業）も弊社で行っています。そう言った物の流れの仕組みから製品の良し悪しまで、弊社で認識し確認している事もあり、中国加工品に関しても責任を持ってあらゆる質問にお答えする知識は兼ね揃えていますので、お気軽にご質問等お申し出下さい。

2.切断　3.削り
弊社には大口径と言われるブレードの大きさが７２インチ以上の切削機器から、それ以下を切る中口径と様々な切削機器を完備しており用途に応じて使い分けています。

※弊社ではいろいろなアフターケアーのために外国石の切削も行っていますが、日本での加工にかかる人件費・工具費・その他経費を考えると、安い外国石を国産加工すると結局、完成商品の金額は高くなるので、中国加工での製品輸入をした方がコスト的にもお客様的にも優しい金額でご提供できる・・・と言うのが一般的な考え方です。
ただ弊社では、お客様のご要望であれば外国石を自社加工・国産加工することもでき、ご注文の原石さえ身近で入手できれば中国加工とほとんど変りの無い金額で製品提供する事ができます。
　なぜそんな事ができるか・・・と言う仕組みも弊社ならではの他社との差別化要素でもある零細企業だからこそなせる仕組みです。

削り作業でも手仕事と言われる、手作業での細かな作業も弊社で行っています。
※象形物などの加工で、文化の違い的なところはありますが基本的な日本加工と中国加工の違いがあります。その違いを聞きたい方がいらしましたらご遠慮なく木村石材にお問い合わせ下さい。

4.磨き
磨き作業とは切削や手作業での形作り作業を終えた後、石の表面を光沢状になるまで薄く削る作業（目には見えない凹を平らにしていく作業）です。

※切削や手作業での形作り作業の後の仕上げ作業の一つとして磨き作業がありますが、他にもサンダー仕上げ・バーナー仕上げ・たたき仕上げ・ビシャン仕上げ・石の割れ肌を自然な感じで表現する仕上げ等、さまざまな用途に応じた仕上げ方があります。